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シンデレラに学ぶ「口に出す」ことの大切さ

大人になると、子供の頃に読んだ
「物語」の受け取り方がかわります。

たとえば子供の頃に読んだ
「シンデレラ」の物語からは
たくさんの夢受け取りました。

 

・いつかは王子さまに会える
・王子さまが探しに来てくれる
・いじめられても、誰か応援してくれる
・誰かが魔法をかけてくれる
・女性は選ばれると幸せになれる   etc

どれも「幸せ」を予感させるもので、
「いつか私も」と思わせてくれるもの。

でも、大人になるほど
現実にある「リアル」を積み重ねて
「そうはいかないのよね」ってことも
知っていきます。

たとえば今の私は、

「王子さまは探しにいくもの」
「いじめられたら逃げていい」
「実は女性が男性を選んでいる」

なんて、
自分なりの答えを出しながら
「シンデレラ」と再会するのです。

このように、
子供の頃に受け取ったメッセージは
大人は受け取り方がかわってしまいます。

 

でも一つだけ、子供の時にはわからなかったに
大人になったからわかる「魔法」がありました。

それは、シンデレラが継母に
「口に出して言った」ことです。

 

(映画 : シンデレラ物語より)

いつも意地悪されている継母に怖気ず
「だったら私に行く資格がありますね?」
お城に行きたいことを伝えたこのシーンは
どれほど凄いことなのか、大人だからわかるのです。


(映画 : シンデレラ物語より)

「口に出して」伝えること。
自分の気持ちを相手に伝えていくこと。
それが現実にある「魔法」なんですね。

大人になると、
誰だって言わなくなります。
でも、本当は

できないことは、誰かにお願いしていいし、
わからないことは、教えてもらえばいい。
もし失敗したって、悪いことではないから。

大人なって読むシンデレラは
怖気てしまって口に出せないでいる大人に、
何かを教えてくれているようです。

叶えられていないことは、口に出してないこと。
だったら口に出して「知恵」と「助け」を借りればいい。

今からシンデレラになりませんか?