LessonMind

自分の気持ちを伝えるレッスン(前編・書き出す)

以前の私がそうだったから、
よくわかるのですが
話すことに「苦手意識」をお持ちの方は
「滑舌」や「発声」だけが原因なのではなく
そもそも、自分の気持ちを伝えることに、
慣れていないことが多いのです。

 

それは、周囲とのバランスをとるために
いつも「控えめ」にふるまっていたり、
みんなで決めたことが1番だという思いがあって、
周りの人を優先しながら
自分の気持ちを閉じ込めてしまったんですね。

ひょっとすると、本心を閉じ込めてしまうことが
当たり前だと思ってるかもしれません。
もしそうだとしたら、これから
「滑舌」や「発声」をどれほど身につけても、
自分の本当の気持ちは言わないのですから、
話すことの「苦手意識」は消えません。

そうなると、話せないだけでなく、
本当の意味でのコミュニケーションが、
できないままになってしまいます。

そうなってしまわないためにも、
今回は、話すための土台をつくる

「自分の気持ちを伝えるレッスン」

をご紹介させていただきます。

このレッスンでは、
「話す」より先に
「書く」ことから始めます。

なぜ、書くことから始めるのかというと、
自分の気持ちに、自分が気づくことから
始めていただきたいからです。
ここでは、存分に書き出してください。

今回、書き出していただくテーマは、
「本当は今すぐ叶えたいこと」です。

 

では、早速スタートしましょう。

1.自分がホッとできる
色の紙を用意します。

2.準備した用紙を
丸く切り抜いてみてください。

 

3. 白い紙を用意します。

 

4. 人には言わないけど、
本当は叶えたいと思っていることを
書き出してみてください。

 

 

5.書きだしてノリで貼ります。

6.どんなことでもOKです。

枚数は、50枚でも100枚でもOKです。

そして、書き出したものをみながら
色んな切り口で、
思いつくまま話してみて下さい。

私が聞いてみたいのは

「なぜそうしたいのか」
「他のものではダメなのか」
「いつから思っているのか」
「それが叶うとどう感じるのか」

 

いかがでしたか?
きっといつもとは違う
張り出すような声が
自然に出て話せたと思います。

この時のつくらない自然な話しぶりが、
本来の自分が持っている
「話す力」のゼロ地点です。
ここがベースなのです。

本当の自分に戻ると
誰だっておしゃべりになりです。
そして体の中から湧き出してくる感覚が
あったかもしれません。

そして、この時に書き出した紙は、
是非、ノートや手帳に貼ってほしいのです。
これから時々見返すだけでも、
「ヨシっ!」と体に力が入ります。

この気持ちが話す土台なのです。
そして、自分の気持ちを押し込めず
次は誰かに話すようなつもりで、
伝えてみることから、始めていきましょう。